ニキビの市販薬(塗り薬)おすすめ10選!選び方やよく効く使い方なども解説

「ニキビの市販薬(塗り薬)のおすすめ商品は?」
「ニキビの市販薬(塗り薬)はどうやって選べばいい?」

ニキビに悩んでいて市販薬(塗り薬)で治そうと考えているけど、どの商品がいいのか、どのように選べばいいのかなどと悩みませんか。

そこで今回はニキビの市販薬(塗り薬)のおすすめ商品をはじめ、ニキビの市販薬(塗り薬)の選び方や使い方などを紹介していきます。

この記事のもくじ

ニキビの市販薬(塗り薬)のおすすめ5選を比較

商品名 セナクリア ペアアクネクリームW メンソレータムアクネス
ニキビ治療薬
イハダ
アクネキュアクリーム
アンナザルベ・エース
おすすめ
ポイント
ミストスプレータイプ
さらさらとした使用感
アクネ菌の殺菌効果を期待できる
胸・背中ニキビにも使用できる
赤ニキビも改善できる
肌に塗っても目立ちにくい
弱酸性で肌に優しい
さっぱりとした使い心地
伸びがよくべたつかない
妊娠・授乳中でも使用可能
料金
(税込)
5,970円 950円
1,210円 880円 760円
配合成分 アラントイン
サリチル酸
エタノール
グリセリン
パラオキシ安息香酸メチル
クエン酸水和物
クエン酸ナトリウム水和物
イブプロフェンピコノール(IPPN)
イソプロピルメチルフェノール(IPMP)
イオウ
レゾルシン
グリチルレチン酸
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)
イブプロフェンピコノール
イソプロピルメチルフェノール
イオウ
レゾルシン
グリチルレチン酸
内容量 100ml 14g 18g 16g 18g
詳細
公式サイトはこちら
公式サイト
公式サイト
公式サイト
公式サイト
▼おすすめニキビの市販薬(塗り薬)の詳しい説明までスキップ▼

ニキビの種類と原因は?

まずはニキビには白ニキビや黒ニキビなどの種類があり、それぞれで原因が異なります。

あらかじめ種類と原因を知っておくと、自分のニキビに合った塗り薬を見つけやすくなるので、ぜひチェックしてみてください。

  • 白ニキビ:毛穴の詰まり・過剰な皮脂分泌など
  • 黒ニキビ:毛穴の詰まり・過剰な皮脂分泌など
  • 赤ニキビ:毛穴の詰まり・過剰な皮脂分泌・アクネ菌の増殖など

【種類】白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ

  • 白ニキビ:毛穴に皮脂や老廃物が溜まり白く見える状態
  • 黒ニキビ:皮脂が空気に触れて酸化することにより黒く見える状態
  • 赤ニキビ:アクネ菌が増殖して炎症を起こしている状態

ニキビの種類には主に白ニキビや黒ニキビ、赤ニキビがあり、基本的には白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビの順に悪化していきます。

初期段階に見られる白ニキビは毛穴に皮脂や老廃物が溜まり白く見える状態で、黒ニキビは皮脂が空気に触れて酸化することにより黒く見える状態です。

赤ニキビになると毛穴にアクネ菌が増殖して炎症を起こしている状態で、より悪化すると毛穴に膿が溜まり黄色っぽく見えるケースもあります。

参考:池袋フェミークリニック

思春期ニキビと大人ニキビの違いは?

  • 思春期ニキビ:10代にできるニキビ。額~鼻(Tゾーン)にできやすい
  • 大人ニキビ:20代以降にできるニキビ。頬・あごにできやすい

思春期ニキビは皮脂分泌が多い額~鼻(Tゾーン)に多くできるのに対して、大人ニキビは乾燥しやすい頬やあごにできやすい傾向にあります

はっきりとした違いはありませんが、思春期ニキビは主に皮脂の過剰分泌、大人ニキビは肌の乾燥により起こると捉えておくといいでしょう。

参考:アクネクリニック

【原因】毛穴の詰まり・過剰な皮脂分泌・アクネ菌の増殖など

  • 毛穴の詰まり
  • 過剰な皮脂分泌
  • アクネ菌の増殖

ニキビができる原因は主に毛穴の詰まりや過剰な皮脂分泌、アクネ菌の増殖です。

毛穴が詰まって皮脂が過剰に分泌されたり、皮脂が過剰に分泌して毛穴を塞いだりすることで悪化し、人によっては皮脂を栄養とするアクネ菌が増殖してしまう原因にもなります。

毛穴の詰まりや過剰な皮脂分泌などはストレスや食生活の乱れ、睡眠不足、脂性肌などにより引き起こされるので注意するといいでしょう。

参考:銀座肌クリニック

ニキビの市販薬(塗り薬)のおすすめの選び方

ニキビの市販薬(塗り薬)では自分に合ったタイプを選ぶことが大切で、ニキビの治しやすさにも大きく関わります。

どんなポイントをチェックすればいいのかを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 有効成分
  • ニキビの種類
  • 使用感・使い心地・使いやすさ

有効成分

  • ピーリング(角質軟化)成分:ベンゾイルなど
  • 殺菌成分:イソプロピルメチルフェノール・レゾルシンなど
  • 抗菌成分:トリクロサンなど
  • 抗炎症成分:イブプロフェンピコノール・アラントイン・グリチルリチン酸ジカリウム・ヒドロコルチゾンなど
  • ビタミン成分:ビタミンB2・ビタミンB6など

ニキビの市販薬(塗り薬)選びでは有効成分が重要で、どんな成分が含まれているのかを確認するのかがおすすめです。

ニキビの塗り薬に配合されている成分はピーリング(角質軟化)成分や殺菌成分、抗菌成分、抗炎症成分、ビタミン成分などで、それぞれで期待できる効果が異なります。

ちなみに敏感肌の人はアルコールフリータイプから選ぶのもおすすめで、エタノールという記載がないかを確認するといいでしょう。

ニキビの種類

  • 白・黒ニキビ:抗菌・殺菌成分
  • 赤ニキビ:殺菌・抗炎症成分

ニキビの市販薬(塗り薬)はニキビの種類に合わせて選ぶことも大切で、自分のニキビ(症状)に合っているかも期待できる効果に影響します。

まだ初期段階である白・黒ニキビの場合は抗菌・殺菌成分、炎症が起きた赤いニキビでは殺菌・抗炎症成分が含まれているタイプがおすすめですね。

ちなみに抗菌・殺菌成分は主にアクネ菌の増殖を防ぐ役割があり、抗炎症成分は炎症が悪化することを防いでくれます。

使用感・使い心地・使いやすさ

ニキビの市販薬(塗り薬)は使用感・使い心地・使いやすさもチェックポイントで、自分にとって使いやすいかも忘れずに確認するといいでしょう。

一口にニキビの市販薬(塗り薬)とはいっても、さまざまなタイプが売られているので、口コミなどを参考にチェックするのがおすすめです。

ただ単に成分などだけでなく形や匂い、テクスチャーなどもチェックし、自分に合っているかを確かめると失敗するリスクを抑えられます。

ニキビの市販薬(塗り薬)がおすすめの10選を厳選紹介!

セナクリア

出典:セナクリア

商品名 値段(税込)
セナクリア 5,970円
公式サイトはこちら

セナクリアのおすすめポイント

  • おすすめ①スプレータイプで使いやすい
    セナクリアはミストスプレータイプで、手の届きにくい部位にも使いやすくなっています。背中ニキビに悩んでいる人にもおすすめできるほどで、シュシュとスプレーをかけるだけです。
  • おすすめ②1日2回だけでOK
    セナクリアは1日2回(朝晩)かけるだけでOKであるため、何度も塗るのが面倒くさい人にもおすすめですね。ちなみに顔の場合は手に適量を取ってから塗布する形となります。
  • おすすめ③さらさらとした使用感
    セナクリアはさらさらとした使用感であるため、塗布後のべたつきが気になる人にも推奨できます。塗布した後に肌に馴染んだら普段のスキンケアも行えるほか、男性や妊娠中・授乳中の女性でも問題なく使用できるのも嬉しいポイントです。

 

公式サイトはこちら

ペアアクネクリームW

出典:ペアアクネクリームW

商品名 値段(税込)
ペアアクネクリームW(14g) 950円
ペアアクネクリームW(24g) 1,450円
公式サイトはこちら

ペアアクネクリームWのおすすめポイント

  • おすすめ①アクネ菌の殺菌効果を期待できる
    ペアアクネクリームWは1日数回使用することで、アクネ菌の殺菌効果を期待できます。アクネ菌による白ニキビの生成も抑えてくれるため、白ニキビに悩んでいる人にもおすすめできますね。
  • おすすめ②炎症を抑える効果も期待できる
    ペアアクネクリームWはニキビの炎症を抑える効果も期待できるため、赤ニキビに悩まされている人にも推奨できます。またクリームの色は肌に塗ると透明になるので、あまり目立たないのも嬉しいポイントです。
  • おすすめ③胸・背中ニキビにも使用できる
    ペアアクネクリームWは顔にできたニキビはもちろん、胸・背中ニキビにも使用することが可能です。しっかりと肌を洗った後に塗ると、ニキビ跡になりそうなニキビも改善してくれます。

 

公式サイトはこちら

メンソレータムアクネス ニキビ治療薬

出典:メンソレータムアクネス ニキビ治療薬

商品名 値段(税込)
メンソレータムアクネス ニキビ治療薬 1,210円
公式サイトはこちら

メンソレータムアクネス ニキビ治療薬のおすすめポイント

  • おすすめ①赤ニキビも改善できる
    メンソレータムアクネスは赤ニキビや痛いニキビも改善してくれるため、すでに炎症が起きている人にも推奨できます。ニキビの原因菌となるアクネ菌を殺菌する効果を期待でき、ニキビの赤みや腫れなども改善してくれます。
  • おすすめ②ビタミンE誘導体も配合
    メンソレータムアクネスにはビタミンE誘導体も配合されているため、血行促進効果も期待できます。血行がよくなると、ニキビの治りが早くなる効果も期待できるので、できるだけ早めに治したい人にもおすすめですね。
  • おすすめ③肌に塗っても目立ちにくい
    メンソレータムアクネスは肌に塗っても目立ちにくいので、周りからの視線が気になる人にもおすすめです。また伸びがいいことから塗りやすく使いやすいほか、1日数回程度塗るだけでOKとなっています。

 

公式サイトはこちら

イハダ アクネキュアクリーム

出典:イハダ アクネキュアクリーム

商品名 値段(税込)
アクネキュアクリーム(16g) 880円
アクネキュアクリーム(26g) 1,210円
公式サイトはこちら

イハダ アクネキュアクリームのおすすめポイント

  • おすすめ①弱酸性で肌に優しい
    イハダはノンステロイド・ノンアルコール・弱酸性タイプで肌に優しいため、敏感肌の人でも問題なく使えるでしょう。ちなみに肌状態を見ながらであれば、小さな子どもでも使用することが可能です。
  • おすすめ②適量を取り出しやすい
    イハダはジェルタイプで細口元を採用しているため、適量を取り出しやすいのも嬉しいポイントです。また塗るとすぐに透明になり油分も少ないので、周りに目立ちにくく化粧崩れがしにくいといった魅力もあります。
  • おすすめ③さっぱりとした使い心地
    イハダはさっぽりとした使い心地であるため、べたつきが気になる人にも推奨できます。また香りは爽やかなグリーンティで、さっぱりとした使用感を求めている人にはぴったりといえるでしょう。

 

公式サイトはこちら

アンナザルベ・エース

出典:アンナザルベ・エース

商品名 値段(税込)
アンナザルベ・エース 760円
公式サイトはこちら

アンナザルベ・エースのおすすめポイント

  • おすすめ①余分な皮脂を吸収する効果を期待できる
    アンナザルベ・エースは余分な皮脂を吸収する効果を期待できるため、皮脂の過剰分泌に悩んでいる人にもおすすめです。ニキビの頭部分を柔らかくして毛穴に詰まった皮脂を排出してくれます。
  • おすすめ②伸びがよくべたつかない
    アンナザルベ・エースは伸びがよくべたつかないので、使い心地や使いやすさがいいといえるでしょう。また塗った後も目立ちにくいため、周りからの視線が気になる人にもおすすめです。
  • おすすめ③妊娠・授乳中でも使用できる
    アンナザルベ・エースは妊娠・授乳中でも問題なく使用できるほか、ビタミンB2(B6)剤と併用することも可能です。1日2~3回程度塗り続けることにより、ニキビを目立ちにくくしてくれます。

 

公式サイトはこちら

エスカメル

出典:エスカメル

商品名 値段(税込)
エスカメル 1,026円
公式サイトはこちら

エスカメルのおすすめポイント

  • おすすめ①1日1回でOK
    エスカメルは1日1回塗布するだけでOKであるため、1日何回も塗るのが面倒くさい人にもおすすめです。ちなみに脂性肌の人は1日2~3回塗布することが推奨されています。
  • おすすめ②原因菌を殺菌する効果を期待できる
    エスカメルはイオウ8%、レゾルシン2%配合した塗り薬で、ニキビの原因菌を殺菌する効果を期待できます。また角質を溶解する効果も期待できるため、過剰な皮脂分泌に悩まされている人にもおすすめですね。
  • おすすめ③肌色だから目立ちにくい
    エスカメルは肌色で目立ちにくいので、周りからの視線が気になる人にもおすすめです。ちなみにニキビに悪影響を与えるような油分は一切含まれていません。

 

公式サイトはこちら

アポスティークリーム

出典:アポスティークリーム

商品名 値段(税込)
アポスティークリーム 660円
公式サイトはこちら

アポスティークリームのおすすめポイント

  • おすすめ①白ニキビを改善する
    アポスティークリームはアクネ菌によるコメド(初期症状)成長を抑えるため、白ニキビに悩んでいる人におすすめできます。また、ニキビの炎症を抑える効果を期待できるのも嬉しいポイントですね。
  • おすすめ②血行促進作用も期待できる
    アポスティークリームにはビタミンE酢酸エステルが配合されており、血行をよくする効果も期待できます。そのため肌の代謝がよくなるほか、ニキビの治りが早まる効果も期待できるといえるでしょう。
  • おすすめ③弱酸性で肌に優しい
    アポスティークリームは弱酸性で肌に優しいため、肌への刺激や負担が気になる人にもおすすめです。ちなみに無香料かつ無着色であるほか、肌に塗ると透明になるので目立ちにくいといった魅力もあります。

 

公式サイトはこちら

メンソレータムアクネス25メディカルクリームc

出典:メンソレータムアクネス25メディカルクリームc

商品名 値段(税込)
メンソレータムアクネス25メディカルクリームc 1,320円
公式サイトはこちら

メンソレータムアクネス25メディカルクリームcのおすすめポイント

  • おすすめ①大人ニキビに特化
    メンソレータムアクネス25メディカルクリームcは大人ニキビに特化した塗り薬で、肌の乾燥やストレス、ホルモンバランスの乱れなどを原因としたしつこい大人ニキビを改善してくれます。
  • おすすめ②赤く目立つニキビも改善可能
    メンソレータムアクネス25メディカルクリームcはアクネ菌の巣(バイオフィルム)を壊すだけでなく、炎症を抑える効果も期待できるため、赤く目立つニキビにもしっかりとアプローチしてくれます
  • おすすめ③すぐに浸透するからべたつかない
    メンソレータムアクネス25メディカルクリームcは、すぐに肌に浸透するからべたつかないのも嬉しいポイントです。また素肌と同じ弱酸性で、無香料かつ無着色であるため、肌に優しいともいえますね。

 

公式サイトはこちら

クレアラシル ニキビ治療薬クリーム

出典:クレアラシル ニキビ治療薬クリーム

商品名 値段(税込)
ニキビ治療薬クリーム(肌色タイプ) 1,197円
ニキビ治療薬クリーム(白色タイプ) 1,147円
公式サイトはこちら

クレアラシル ニキビ治療薬クリームのおすすめポイント

  • おすすめ①2種類から選べる
    クレアラシルでは、肌色タイプと白色タイプの2種類から選ぶことが可能です。肌色タイプはニキビの赤みもカバーしてくれる一方で、白色タイプは肌に馴染みやすく目立ちにくいのが嬉しいポイントですね。
  • おすすめ②皮脂を吸収する効果を期待できる
    クレアラシルでは、ニキビの頭部を開いて皮脂を吸収してくれる効果を期待できます。そのため過剰な皮脂分泌に悩んでいる人にもおすすめで、思春期ニキビでもしっかりとアプローチしてくれます。
  • おすすめ③ニキビの赤みや腫れを改善する
    クレアラシルには炎症を抑える成分も配合されており、ニキビの赤みや腫れも改善してくれます。そのため初期段階の白・黒ニキビだけでなく、炎症を起こした赤ニキビに悩んでいる人にもおすすめです。

 

公式サイトはこちら

マキロン アクネージュ メディカルクリーム

出典:マキロン アクネージュ メディカルクリーム

商品名 値段(税込)
マキロン アクネージュ メディカルクリーム 1,320円
公式サイトはこちら

マキロン アクネージュ メディカルクリームのおすすめポイント

  • おすすめ①殺菌効果を期待できる
    マキロン アクネージュ メディカルクリームには、殺菌効果を期待できるベンゼトニウム塩化物が配合されています。また炎症作用や血行促進作用も期待できるので、しつこいニキビも改善してくれます。
  • おすすめ②無香料・無着色・弱酸性で肌に優しい
    マキロン アクネージュ メディカルクリームは無香料・無着色・弱酸性で肌に優しいため、敏感肌の人でも問題なく使えるでしょう。またさらっとした使用感で、べたつかないのも嬉しいポイントですね。
  • おすすめ③細口チューブだから使いやすい
    マキロン アクネージュ メディカルクリームは細口チューブを採用しているため、あごや口元などにもピンポイントで使用できます。1日数回程度塗り続けることで、しつこいニキビでも改善してくれます。

 

公式サイトはこちら

ニキビの市販薬(塗り薬)のよく効く使い方

ニキビの市販薬(塗り薬)は洗顔後に塗るのが基本で、まずはしっかりと顔を洗うことが大切です。

塗り薬により化粧水の前か後かは異なりますが、あらかじめ知っておくと高い効果も期待できるので、ぜひチェックしてみてください。

  1. しっかりと顔を洗う
  2. ニキビの塗り薬を塗る
  3. 化粧水・乳液で肌を整える

【STEP1】しっかりと顔を洗う

ニキビの市販薬(塗り薬)のよく効く使い方として、まずはしっかりと顔を洗うことが基本になります。

顔を洗う際はごしごしと強い力で擦るのではなく、洗顔フォームを泡立てて包み込むようなイメージで行うのがおすすめです。

特に皮脂が分泌されがちな額~鼻筋(Tゾーン)やあごは重点的に洗い、顔から余分な皮脂を落とした清潔な状態にすることが大切です。

【STEP2】塗り薬を手に取って塗る

しっかりと顔を洗った後は塗り薬にもよりますが、次に塗り薬を手に取って塗るケースが多いです。

特定の場所だけを塗る場合は適量(=ニキビが隠れる程度)を指で回すように優しく塗り、顔全体の場合は人差し指の第一関節に乗るほどの量を塗ります。

ただし特に油分の多いタイプは化粧水や乳液で肌を整えた後に塗ることが推奨されているケースもあり、必ず説明書を読んで指示に従ってください。

【STEP3】化粧水・乳液で肌を整える

患部や顔全体に塗った後は化粧水や乳液で肌を整えることも大切で、ニキビができにくい肌質も目指せます。

商品によってはニキビ用化粧水・乳液も売られており、塗り薬とスキンケアの両面からケアするのもおすすめです。

ちなみにメイクや日焼け止めは塗り薬を塗った後に行うのが一般的で、しっかりと順番を守るようにしましょう。

ニキビの市販薬(塗り薬)を使用する際の注意点

ニキビの市販薬(塗り薬)を使用する際の注意点として、用法用量を守ることや場合によっては医師に相談することなどが挙げられます。

あらかじめ知っておくことにより、万が一の場合にも焦らずに対処できるようになるので、ぜひチェックしてみてください。

  • 用法・用量を守る
  • しっかりと継続する
  • まったく改善しない場合は皮膚科を受診する
  • 他の薬を服用している場合は医師・薬剤師に相談する
  • 副作用が生じた場合はすぐに医師に相談する

用法・用量を守る

ニキビの市販薬(塗り薬)を使用する際は用法・用量を守ることが大切で、もちろん塗れば塗るほどにいいわけではありません。

用法・用量には「1日数回程度」「適量を患部に塗布」などと書かれており、その通りに正しく使うことが推奨されています。

とにかく早く治したいからといって必要以上に塗ると、逆に悪化してしまうリスクもあるので注意するといいでしょう。

しっかりと継続する

ニキビの市販薬(塗り薬)では1回きりではなく、しっかりと継続することにより改善されていきます。

そのため塗り忘れはもちろん、すぐに治らないからといって諦めてしまうことも避け、まずは継続的に塗ることを意識するといいでしょう。

ただし長期間にわたって塗り続けても改善しない場合は、一旦使用を中止して医師に相談してみるのもおすすめです。

まったく改善しない場合は皮膚科を受診する

ニキビの市販薬(塗り薬)を使用しているのにまったく改善されない場合は皮膚科を受診することを推奨します。

市販薬では対処できないほどに症状が悪化している可能性もあり、市販薬ではなく皮膚科で治療してもらうほうが効果を期待できるでしょう。

ちなみに塗り薬を塗ったことにより症状が悪化してしまった場合は、すぐに医師に相談してみてください。

他の薬を服用している場合は医師・薬剤師に相談する

他の薬を服用している場合は医師や薬剤師に相談することが大切で、何も相談することなく使用するのは避けるのがおすすめです。

自己判断で問題ないと併用すると肌への刺激が大きくなり、肌荒れが起きたり、症状がより悪化したりしてしまうので要注意です。

できれば医師に相談することが望ましいですが、どうしても難しい場合は薬剤師に相談してみるといいでしょう。

副作用が生じた場合はすぐに医師に相談する

  • 乾燥
  • 刺激感
  • 赤み・かゆみ
  • 食欲不振
  • 胃の不快感

ニキビの市販薬(塗り薬)を使用して副作用が生じた場合はすぐに医師に相談することも大切です。

よくある副作用には乾燥や刺激感、赤み・かゆみなどがあり、もし異常があればすぐに使用を中止して医師に相談することを推奨します。

特に敏感肌の人はそのまま放置するとより悪化してしまうリスクがあるので、我慢せずに早めに相談するといいでしょう。

ニキビの市販薬(塗り薬)に関するよくある質問

最後に、ニキビの市販薬(塗り薬)に関するよくある質問を紹介していきます。

あらかじめ知っておくとトラブルを避けられるようになるので、ぜひチェックしてみてください。

  • 塗り薬と飲み薬の違いは?
  • 市販薬(塗り薬)のメリット・デメリットは?
  • 生理前・妊娠中でも使用できる?
  • 薬を塗った後に絆創膏を貼ってもいい?
  • 市販薬(塗り薬)だけでも治る?
  • 化粧水だけでは不十分で治らない?

塗り薬と飲み薬の違いは?

ニキビの市販薬には塗り薬と飲み薬がありますが、塗り薬では主に角質を柔らかくする効果やアクネ菌の増殖を防ぐ効果を期待できます

その一方で飲み薬には漢方薬やビタミン剤などがあり、身体の内側から肌を整える効果を期待できるといった違いがあります。

市販薬(塗り薬)のメリット・デメリットは?

ニキビの市販薬(塗り薬)のメリットとして、主に手軽に購入できることや副作用が少ないことが挙げられます。

ただ、その一方で処方箋よりも効果が少ないことがデメリットで、症状が重症である場合は処方箋から検討するのもいいでしょう。

生理前・妊娠中でも使用できる?

ニキビの市販薬(塗り薬)は生理前や妊娠中でも使用できるケースが多いですが、中には生理前や妊娠中に使用できないタイプもあります。

特に胎児にも影響を与える妊娠中の人は、市販薬を使用する前に医師や薬剤師に相談してみるのがおすすめです。

薬を塗った後に絆創膏を貼ってもいい?

ニキビの市販薬(塗り薬)を塗った後に絆創膏を貼っても基本的に問題ないですが、副作用が生じたり、ニキビが悪化したりする原因になってしまうリスクがあります。

そのためあまり貼らないことを推奨しますが、どうしても貼りたい事情がある場合は軽く覆うといった程度にするといいでしょう。

市販薬(塗り薬)だけでも治る?

ニキビの市販薬(塗り薬)だけでも改善するケースはあります

特にまだ初期段階である白・黒ニキビの場合は改善するケースがありますが、症状がすでに深刻化している場合は皮膚科の受診も検討しておくといいでしょう。

化粧水だけでは不十分で治らない?

ニキビは化粧水だけでも改善するケースはあります

最近はニキビケアに特化した化粧水も売られておりニキビケアをできますが、自分の肌に合っているのかはしっかりと見極める必要があるので要注意です。

まとめ

ニキビの市販薬(塗り薬)は有効成分やニキビの種類、使いやすさなどで選ぶことが大切です。

自分に合ったタイプを選ぶとニキビが目立ちにくくなるので、ネットやドラッグストアなどで購入してみてください。