ヤーズってどんなピル？肌荒れやニキビにも有効？21シート・28シートそれぞれの飲み方なども解説

ヤーズって名前は聞いたことあるけど、どんなピルなの？

避妊以外の効果や副作用はどうなってるの？

こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか？

本記事ではヤーズの基本的な情報や気になる効果、副作用について解説しています。

ヤーズが欲しいけど受診する暇がない、病院には行きたくないという方のためにオンラインでもピルを処方してくれるクリニックについても紹介します。

ヤーズってどんなピル？

ヤーズやヤーズフレックスは第4世代と呼ばれ、最も新しい低用量ピルです。

第4世代の低用量ピルには、ドノスピレノンのいう黄体ホルモンが配合されているほか、避妊効果が期待できる最小限までエストロゲンの配合量を少なくしているという特徴があります。

そのため副作用が起こりにくく、授乳中や35歳以上の方でも服用が可能です。

処方には医師の判断が必要ですが、保険適用で処方されるのは第4世代のみ。

しかし、月経困難症や生理にまつわるトラブルの改善のために処方されるため、避妊目的には処方してもらえません。

（参考：ネオクリニック）

ヤーズと他の低用量ピルを徹底比較

何に効果が最も出るのかは、低用量ピルの種類によって変わります。

ヤーズの場合、エストロゲン量を避妊効果が期待できる最低限まで減らしているため、避妊としての効果も期待できますが、本来は子宮内膜症や月経困難症の症状軽減に対して処方されます。

エストロゲン量を減らすことにより、従来の低用量ピルに比較して副作用も起こりいのが特徴です。

また、低用量ピルのなかで唯一保険適用で購入できるのもポイント。

避妊を目的に服用したい場合は、トリキュラーやシンフェーズを選ぶとよいでしょう。

（参考：プライベートクリニック 高田馬場院）

ヤーズの効果は？
避妊以外にもさまざまある！

子宮内膜症改善

ヤーズやヤーズフレックスには子宮内膜症の改善が期待できます。

現代の女性が昔に比べて、子宮内膜症に悩むことが多い原因のひとつが”月経回数”です。

明治時代では子どもを10人程度産むのが普通だったため、妊娠している期間も長く月経も少なかったという背景があります。

ヤーズは排卵を抑えるほか、子宮内膜が厚くならないように働きかけます。

また、痛みの原因になる物質の産生も抑えることにより、子宮内膜症によるトラブルを緩和することが期待されます。

（参考：バイエルホールディング）

月経困難症の軽減

子宮内膜症への効果と同様に、排卵を抑制したり子宮内膜の肥厚を防止したりすることで、月経困難症によるつらい痛みの軽減が期待できます。

ヤーズフレックスは28錠すべてに有効成分が含まれているため、休薬期間を設けることなく継続した服薬が可能です。

そのため、さらに月経回数を少なくすることが可能になり、月経困難症によるつらい症状を軽減させる効果があるとされています。

（参考：バイエルホールディング）

ヤーズとヤーズフレックスの違いは？
ブラセボ錠が関係している？

ヤーズとヤーズフレックスの違いはプラセボ錠の有無です。

ヤーズの場合、28錠分の24錠には有効成分が含まれています。
一方で、残りの4日は休薬期間となっているため、薬にも有効成分が入っていないプラセボ錠となっています。

ヤーズフレックスは28錠中すべてが実薬となっており、低用量ピルの連続服用が可能です。
そのため、月経回数をさらに減らし、月経困難症の出現回数を減らしたり生理前の諸症状を軽減することが期待されます。

（参考：アイレディースクリニック 新横浜）

ヤーズの副作用は？
体重が増えたり太る？

ヤーズには副作用が起こりにくいとされていますが、上記のような副作用がみられることがあります。

吐き気や頭痛は服用から1〜2ヶ月程度出ることがありますが、次第に落ち着いてきます。

副作用がひどい場合や長く続く場合は、医師に相談しましょう。

また「ピルを飲む＝太る」と言われる背景には、むくみと食欲増進（食欲増進は黄体ホルモンの作用によるもの）があるとされています。

ヤーズなど低用量ピルの服用により、直接的に太るわけではありません。

（参考：プライベートクリニック 高田馬場院）

ピルのオンラインネット診療
おすすめクリニック6選を紹介

ヤーズのよくある質問
気になる4つのポイントを解説

ここでは、ヤーズに関してよくある質問を4つピックアップしています。

①ヤーズは避妊効果もある？

ヤーズなどの超低用量ピルと呼ばれるものでも、日に効果が期待できる最低限のエストロゲン量は保たれているので、避妊効果はほぼ100％とされています。

コンドームなどを使用しても妊娠する確率が2％なのに対して、ピルを使用した場合はわずか”0.3％”です。

ただし、ヤーズは避妊目的ではなく月経困難症などの症状改善目的に処方されることに留意しておきましょう。

（参考：アイレディースクリニック 新横浜）

②ヤーズを飲み忘れてしまったら？

薬の飲み忘れに気がついた時点ですぐに1錠服用しましょう。

当日の錠剤も予定の服用時刻にいつも通り服用します。（忘れていた分＋当日分で合計2錠）

2錠以上飲み忘れていた場合でも、追加で服用するのは1錠のみとしてください。

（参考：バイエルホールディング）

③ヤーズは長い期間服用しても大丈夫？

ヤーズやヤーズフレックスはエストロゲンの含有量が0.02mgとピルのなかでもかなり少ないので、副作用も少なく長期の服用が可能です。

ヤーズは4日間という短い休薬期間で服用ができ、ヤーズフレックスは最大で120日間連続で服用が可能なので、月経回数を少なくコントロールできます。

（参考：的野ウィメンズクリニック横浜）

④ヤーズは保険適用可能？

ヤーズは低用量ピルのなかで、唯一の保険適用の薬です。

低用量ピルは毎月継続して服用することが重要になるため、保険適用で購入できるのは嬉しいポイントでしょう。

（参考：的野ウィメンズクリニック横浜）

ヤーズの効果や副作用
まとめ

ヤーズは超低用量ピルと呼ばれるようにエストロゲン量が最低限まで少なくしているので、副作用が起こりにくい特徴があります。

本来は月経困難症などの症状改善のために処方される一方で、避妊効果も期待ができます。

唯一保険適用の薬ですが、処方には医師の診察が必要なのでお求めの際は受診が必要です。

受診してみたいけど周りに知られたくない、受診の時間がないという方はオンラインクリニックを利用してみてはいかがでしょうか？

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