ラベルフィーユってどんなピル？副作用や21錠シート・28錠シートそれぞれの飲み方なども解説

低用量ピルの「ラベルフィーユ」の特徴や副作用について詳しく解説します。また、21錠シートタイプと28錠シートタイプについてそれぞれご紹介します。ラベルフィーユの特徴をよく理解し、自分に合っているか確認してみましょう。

ラベルフィーユってどんなピル？

ラベルフィーユとは、低用量ピル（経口避妊薬）の一種で高い避妊効果が得られる薬です。

トリキュラーやアンジュのジェネリック医薬品となっており、ラベルフィーユを含め、どれも効き目は同じですが料金が安いことが特徴となっています。また、避妊効果だけでなく、生理痛の軽減にも役立つ低用量ピルとなっています。
参考：ルナレディースクリニック

ラベルフィーユと他の低用量ピルを徹底比較
マーベロンとトリキュラーとの違い

避妊の効果はすべての低用量ピルに共通してありますが、上記のように避妊以外の主な効果はそれぞれ異なります。第二世代のラベルフィーユとトリキュラーは生理痛の改善に、第一世代のマーベロンは低用量ピルの中でも特に肌荒れやニキビに効果が期待できます。

このように低用量ピルの種類にはそれぞれ特徴が異なっています。また、ラベルフィーユはトリキュラーのジェネリック医薬品となっているため、値段相場が低価格です。
参考：プライベートクリニック

ラベルフィーユの効果は？
避妊効果やそれ以外も！

避妊効果

ラベルフィーユを正しく毎日服用することで、99.7％の避妊効果があります。ラベルフィーユを服用することにより、次の3つの効果によって避妊効果が表れる仕組みになっています。

• 卵胞ホルモンの量を調節して排卵を抑制
• 子宮内膜が厚くなる動きを抑えることで受精卵の着床を阻害
• 子宮頚管の形状変更による精子の通過を阻止

なお、正しく服用しないと避妊効果は発揮されないため、飲み忘れには十分気をつけましょう。

参考：iCクリニック

肌荒れ・ニキビ改善

男性ホルモンの抑制やホルモンバランスを整えることができるため肌荒れやニキビの改善に効果的です。ニキビは男性ホルモンの皮脂分泌や、生理前のホルモンバランスの乱れが原因の場合があります。ラベルフィーユに含まれる「エストロゲン」は男性ホルモンを抑制する作用があるので、ニキビの改善に効果的。

また、ラベルフィーユを服用することによりホルモンバランスを安定させることができるため、ホルモンバランスの乱れから起こる肌荒れやニキビを防ぐ効果があります。

参考：iCクリニック

PMS・月経困難症改善

ラベルフィーユを服用することでホルモンバランスが安定し、PMSの改善に繋がります。生理前に現れるPMSは女性ホルモンの変動が原因のひとつとされています。

ラベルフィーユを服用することで、生理前に乱れやすいホルモンバランスが整い、PMSの改善に効果的。また、子宮内膜を薄く保ちつことにより、月経困難症に伴う痛みを改善する効果も期待できます。

参考：iCクリニック

ラベルフィーユの飲み方
21シート・28シートそれぞれ解説

ラベルフィーユの飲み方
21錠シートタイプ

1日1錠を21日間服用し、その後7日間は休薬期間となります。ラベルフィーユ21錠シートタイプは実薬が21錠で1シートとなっています。ホルモン成分が入っていない偽薬(プラセボ)が含まれていないため、実薬を21錠飲み終わると休薬期間が必要となります。

なお、7日間の休薬明けは出血の有無に関わらず新しいシートを飲み始めてください。また、休薬明けに飲み忘れがないよう、飲み始める日にちをカレンダーなどにメモをすることをおすすめします。

参考：ルナレディースクリニック

ラベルフィーユの飲み方
28錠シートタイプ

1日1錠を28日間服用しましょう。ラベルフィーユ28錠シートタイプには、ホルモン成分が入っていない偽薬(プラセボ)が7錠含まれているため、休薬期間は不要です。

28錠を飲み切った翌日からは、出血の有無に関わらず新たなシートを飲み始めてください。ラベルフィーユの28錠シートタイプは休薬期間がないため、飲み始めを忘れそうな方におすすめです。

参考：ルナレディースクリニッ

ラベルフィーユの副作用は？
体重が増えたり太る？

ラベルフィーユの副作用は主に上記の症状です。ラベルフィーユを服用することで、体重が増えたり太ることはありません。ただし、ラベルフィーユを含め低用量ピルの副作用で、むくみや食欲増進が起こる場合があります。

むくみによって太ったと感じてしまう場合もありますが、むくみの副作用は1～2ヶ月ほどで自然と和らいでいくので過度な心配は不要です。また、食欲増進によって食べる量が増え、結果太ってしまう場合があるので体重の増加が心配な方はしっかりと食事の管理を行ってください。

参考：iCクリニック

ピルのオンラインネット診療
おすすめクリニック4選を紹介

ラベルフィーユのよくある質問
気になる4つのポイントを解説

ここでは、ラベルフィーユに関してよくある質問を4つピックアップしています。

①ラベルフィーユは避妊失敗することもある？

ラベルフィーユを含め、低用量ピルを正しく服用していた場合の避妊失敗率は0.03％です。また、使用開始後1年間の避妊失敗率は、飲み忘れも含めた一般的な使用において9％。逆にいうと、少々の飲み忘れがあっても9割は避妊できているということになります。さらに、しっかり飲めばほぼ100％に近い避妊成功率が得られる経口避妊薬です。飲み忘れのないよう、決められた日にキチンと飲みましょう。

参考：ルナレディースクリニック

②ラベルフィーユは太る？

ラベルフィーユを飲んだからといって、太るわけではありません。ただし、低用量ピルの副作用であるむくみによって、以前よりも太ったと感じるケースがあります。むくみは一時的な症状で、1～2ヵ月が経過すれば自然と和らいでいきます。

参考：iCクリニック

③ラベルフィーユは何歳から処方できる？

おおよそ10～12歳頃から可能でしょう。生理が始まっていればピルを処方してもらうことは可能となります。ただし、クリニックによっては保護者の同意書や同伴が必要な場合があります。事前に確認してから受診することをおすすめします。

参考：スマルナ

④ラベルフィーユは保険適用できる？

月経困難症・子宮内膜症の治療が目的の場合、医師の判断の元で、保険適用になります。なお、保険適用での処方をご希望の場合、保険診療でピルの処方を行っている医療機関を受診していただく必要があります。

また、避妊、PMS（月経前症候群）の改善、肌荒れの改善などが目的の場合は保険適用外となります。

ラベルフィーユはOCに分類され、保険適用とはなりませんので注意しましょう。

参考：クリニックフォア

ラベルフィーユの効果や飲み方
まとめ

低用量ピルの「ラベルフィーユ」の特徴や副作用、飲み方について詳しくご紹介しました。いかがだったでしょうか。ラベルフィーユの特徴や副作用についてよく理解し、自分に合った低用量ピルを服用しましょう。

ラベルフィーユの服用を検討している方は、ピックアップして紹介した4つのオンライン診療をぜひご参考にしてください。正しく服用し、生活の質を高めるサポートに利用しましょう。

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