妊娠中に脱毛できない理由とは？妊娠初期に脱毛してしまったときの赤ちゃんへの影響を紹介！

本記事では、妊娠中の脱毛について説明しています。妊娠予定がある方は、参考にしてみてください。

妊娠中に光脱毛・レーザー脱毛が
できない理由

「妊娠中は脱毛の施術が受けられない」と聞いたことがある方は、多いと思います。実際、脱毛サロンやクリニックでは、妊娠中の施術を断っています。

妊娠中に脱毛ができない理由について詳しく説明しているので、妊娠予定がある方や妊娠中の方は参考にしてください。

妊娠中に脱毛ができない理由①
施術が非効率になってしまう

妊娠中はホルモンバランスが乱れ、毛周期が長くなる可能性があります。毛周期が乱れた状態で、光やレーザーを照射しても再び生えてくる可能性があります。

そのために妊娠中の脱毛は、施術が非効率になりがちです。せっかく施術を受けても効果が得られなかったら意味がないため、脱毛できないのです。

参考：Hiro Clinic

妊娠中に脱毛ができない理由②
赤みやかゆみなど肌トラブルが起きやすい

妊娠中はホルモンバランスの乱れにより、肌が荒れやすい状態になっています。そのような状態で脱毛の施術を受けると、赤みやかゆみなど肌トラブルが起きやすいです。

これは光でもレーザーでも同じです。妊娠中の肌は敏感になっているため、施術を受けない方がいいとされています。

参考：Hiro Clinic

妊娠中に脱毛ができない理由③
施術中の体勢が負担になる

部位にもよりますが、脱毛の施術は長時間同じ体勢になることが多いです。どの部位を脱毛するかによって変わりますが、うつ伏せや仰向けの状態で長時間過ごさなければいけない場合もあります。

特にお腹が大きくなってくると、お腹が張りやすくなり辛いです。施術中の体勢が負担になってしまうため、妊娠中の脱毛は断られることが多いです。

参考：Hiro Clinic

妊娠初期に医療脱毛してしまった…
脱毛による赤ちゃんへの影響とは

「脱毛の施術を受けた後に、妊娠が発覚した」というケースもあります。このような場合、心配になるのは赤ちゃんへの影響ですよね。

脱毛の光やレーザーは、赤ちゃんへ影響する可能性は低いです。なぜなら光やレーザーが反応するのは、毛根の黒い部分だけだからです。

妊娠に気づかず何度か施術を受けてしまった場合でも、心配しすぎる必要はありません。

参考：エミナルクリニック

脱毛期間中に妊娠が発覚したときの対処法

脱毛に通っている途中で妊娠してしまう可能性は、十分あります。また、実際に脱毛期間中に妊娠した方もいます。

脱毛期間中に妊娠が発覚した時の対処法について説明しているので、参考にしてみてください。

中途解約の手続きを行う

妊娠が発覚したら、中途解約をされる方もいます。妊娠中は脱毛の施術が受けられないので、解約をするのも1つの手です。

中途解約に対応しているサロンやクリニックは、残回数分を返金してくれる場合もあります。妊娠が発覚した段階で、サロンやクリニックに相談してください。

出産・授乳期を終えたら再び脱毛の施術が受けられるので、そのタイミングで再契約をしましょう。

休止制度を利用する

脱毛サロンやクリニックには、休止制度がある場合が多いです。休止制度とは、妊娠や留学などで通えなくなった場合、一定の間休止をする制度です。

妊娠による休止制度を設けているサロンやクリニックは多いため、妊娠が発覚したら場合はぜひ利用してみてください。休止制度を利用すれば解約する必要もなく、出産を終えたら再び通えます。

妊娠が発覚したら施術を受けずに、サロンやクリニックへ相談し、休止してもらいましょう。

妊娠中のムダ毛の自己処理は要注意！

妊娠中に脱毛の施術ができないと、ムダ毛が気になる方もいらっしゃいますよね。実は、妊娠中のムダ毛処理も注意が必要です。

妊娠中の自己処理について、説明します。妊娠中でムダ毛がきになる方は、よく読んで自己処理をしましょう。

できるだけ自己処理は控える

先ほども説明したように、妊娠中はホルモンバランスが乱れ、肌荒れが起きやすい状態になっています。妊娠中でなくてもカミソリでの自己処理は、肌にダメージを与えやすいです。

そのため妊娠中にカミソリで自己処理をしてしまうと、さらに肌トラブルが起きやすくなるため、なるべく自己処理は控えることをおおすすめします。

参考：エミナルクリニック

したい場合は電気シェーバーを使用する

妊娠中のムダ毛処理は控えたほうがいいですが、どうしてもムダ毛が気になる場合は、電気シェーバーを使用しましょう。電気シェーバーはカミソリと違って、刃が直接肌に触れません。

カミソリに比べると肌へのダメージが少ないのが特徴です。大事なイベントなどで、何がなんでも処理したい場合は、電気シェーバーで最低限の処理に抑えましょう。

参考：エミナルクリニック

VIO脱毛は妊娠前にするのがおすすめ！

VIO脱毛をするのであれば、妊娠前にしておくことをおすすめします。そこでこの章では、妊娠前のVIO脱毛をおすすめする理由について説明します。

妊娠中・妊娠後のVIOの蒸れやニオイの軽減

VIOの脱毛は、デリケートゾーンが清潔な状態を保てるのが大きなメリットです。妊娠してお腹が大きくなると、自己処理がしにくくなります。

また産後の肌は敏感になっているため、蒸れや雑菌の繁殖を防ぐ必要があります。赤ちゃんのお世話をしていると、ショーツを変えたりお風呂に入ったりすることも難しい時があります。

そこでVIO脱毛をしておくと、毛に汚れが絡みづらくなり、衛生的な状態を保ちやすいです。

参考：渋谷美容外科クリニック

検診や出産時の恥ずかしさの軽減

検診や出産時に、VIOの毛量が多いと恥ずかしいと思う方もいます。VIO脱毛はツルツルにするだけではなく、毛量を減らすことも可能です。

検診や出産の時、恥ずかしい思いをしないよう、事前にVIO脱毛をしておくといいでしょう。妊娠前にVIO脱毛をしていれば、デリケートゾーンのコンプレックスを軽減できます。

出産後の傷口の炎症防止

人によって異なりますが、出産時に肛門と膣口の間が切れてしまう可能性があります。これを防ぐため、出産時にその部分を切開するケースもあります。

この時にできた傷口は縫合しますが、回復には約1ヶ月かかる人が多いです。傷口は清潔に保つ必要があるため、VIO脱毛をすることで雑菌の繁殖を防げるでしょう。

出産後のデリケートゾーンのケアも楽になるので、VIO脱毛は妊娠前にすることをおすすめします。

参考：前田メディカルクリニック

妊娠前のサロン・クリニック選びは慎重に！

妊娠前に脱毛をする場合は、サロンやクリニック選びが重要です。もし脱毛期間中に妊娠した場合、休止などの対応をしてもらえるか確認が必要です。

サロンやクリニックを選ぶ時は、休止制度があるところを選びましょう。休止制度があれば、妊娠や授乳期を終えた後でも、通い続けられます。

またもし途中解約をする場合は、返金されるかも確認しておくことをおすすめします。

脱毛と妊娠についてよくある質問

• 妊娠後いつから脱毛を再開してもいい？
• 妊娠中に脱毛する方法はある？
• 家庭用光脱毛機なら妊娠中に自宅で脱毛してもいい？
• 脱毛した毛が妊娠したら生えてくることはある？
• 妊娠前の妊活脱毛は意味ある？
• 脱毛したら妊娠しにくくなる？

妊娠後いつから脱毛を再開してもいい？

産後いつから施術を受けてもいいかというのは、サロンやクリニックによって異なります。生理が再開した時や、授乳が終わったタイミングから可能としているところが多いです。

サロンよりもクリニックの方が、脱毛を開始できるタイミングが早い場合が多いです。授乳が終わるタイミングや生理が再開する時期は、人によって異なります。

そのため産後3ヶ月〜1年で脱毛開始できる方もいれば、2〜3年かかる人もいます。

参考：リアラクリニック

妊娠中に脱毛する方法はある？

脱毛の光やレーザーは赤ちゃんへの影響がないとされていますが、サロンやクリニックでは施術を断っています。そのため、妊娠中に脱毛の施術を受けるのは難しいです。

妊娠中にムダ毛をなくしたい場合は、電気シェーバーで自己処理をしましょう。電気シェーバーであれば、肌への負担も少ないです。

ですが自己処理をするのは特別な日だけにして、定期的に処理するのは控えましょう。

家庭用光脱毛器なら
妊娠中に自宅で脱毛してもいい？

家庭用脱毛器も使用しない方がいいです。家庭用脱毛器は出力が弱いため、使用してもいいのでは？と思う方もいるでしょう。

ですが妊娠中はホルモンバランスが乱れており、肌荒れを起こしやすい状態になっています。そこで家庭用脱毛器を使用すると、肌トラブルが起きやすくなったり、思ったような効果が得られなかったりします。

脱毛した毛が妊娠したら
生えてくることはある？

脱毛した部位の毛が生えてくるように感じるのは、毛周期が関係しています。実は脱毛できていなかった毛が、毛周期が伸びたことにより太くなり、また生えたように感じるという仕組みです。もちろん、その毛も妊娠後に脱毛することができます。

脱毛した毛がまた生えてくるように見えるのは、本当は脱毛できていなかった毛の毛周期が成長期が延長されて太くなり、その結果また生えてきたように見えるのです。
引用：レナトゥスクリニック

また妊娠中は女性ホルモンの増減により、毛が太くなったと感じる場合があります。これは出産後にホルモンバランスが安定すると、自然と薄くなっていくことがほとんどなので、安心しましょう。

妊娠中は、ホルモンの影響で体毛が濃くなる人もいれば薄くなる人もいます。体毛が濃くなる場合は、男性ホルモンの働きが強くなることで、手足の毛が濃くなったり、おなかや乳房にうぶ毛が生えてきたりします。このまま毛深いままだったらどうしようと心配なさる方も多いですが、出産後、ホルモンのバランスが元に戻ると濃くなった体毛も目立たなくなることがほとんどです。
引用：森永乳業株式会社

妊娠前の妊活脱毛は意味ある？

妊活脱毛は、出産後の母体にかかる負担を軽減できるというメリットがあります。出産時に肛門と膣口の間を切ったり、産後に悪露（おろ）がでたり、さまざまな負担がかかります。

こういった負担を軽減できるのが、妊活脱毛です。妊活脱毛をしていれば、デリケートゾーンが清潔に保たれるのもおすすめポイントです。

参考：リゼクリニック

脱毛したら妊娠しにくくなる？

脱毛によって、妊娠しにくくなるといったデータはありません。脱毛の光やレーザーは、肌の表面に照射し毛根の黒い部分に反応します。

そのため、体内に影響が及ぶ可能性は低いです。妊娠の予定がある方でも、脱毛の施術は受けられます。

参考：エミナルクリニック

脱毛と妊娠についてまとめ

妊娠が発覚した段階で、脱毛の施術は控えてください。それは家庭用脱毛器も同じです。脱毛の施術を受けたからといって赤ちゃんへ影響があるわけではないですが、妊娠中の脱毛はおすすめしません。

妊娠中の体はナイーブで、毛周期も長くなっており、妊娠中に脱毛の施術を受けると肌トラブルが起きる可能性があります。脱毛は妊娠後でも可能なので、赤ちゃんのためにも妊娠中はなるべく安静に過ごすことをおすすめします。

参考：Hiro Clinic