アレキサンドライトレーザーの脱毛効果は？リスクや副作用・おすすめの人や特徴を徹底解説

アレキサンドライトレーザーは医療脱毛に効果的な機器です。

この記事ではヤグレーザーやダイオードレーザーの違いも解説しています。

またアレキサンドライトレーザーの特徴や脱毛効果も紹介しているので参考にしてくださいね。

アレキサンドライトレーザーの特徴や仕組み

アレキサンドライトレーザーはどのような脱毛機なのかをご紹介します。

アレキサンドライトレーザーは
日本で認可された医療マシン

アレキサンドライトレーザーは日本で厚生労働省の医療機器認可を取得しているレーザーマシンで、世界的に普及しています。

波長755nmのレーザー光はメラニンを多く含む組織に選択的に吸収されやすいのが特徴です。脱毛以外だとアレキサンドライトレーザーはシミやニキビ治療に用いられるケースも。

ちなみにアメリカでは1998年以来、米国食品医薬局（FDA）より永久減毛目的のレーザー治療機として認められています。

参考資料：新医療機器として承認された医療機器について-厚生労働省

アレキサンドライトレーザーの特徴

画像引用：山手皮フ科クリニック

アレキサンドライトレーザーはアレキサンドライトという宝石を用い755nmという波長を出し、メラニン色素に反応させるのが特徴。

レーザー光線は表皮の色素細胞や毛包のメラニンに反応するため、脱毛やシミ改善などの効果を期待できます。

またアレキサンドライトレーザーは、肌のコラーゲン生成も促進し毛穴の開きを改善してくれるので、美肌効果を期待している人にもおすすめです。

3種類のレーザーを比較

アレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーを比較

ダイオードレーザーは波長800〜940nmのレーザーです。ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間的なのが特徴です。

脱毛効率はアレキサンドライトレーザーのほうが高い傾向にありますが、ダイオードレーザーは少しの色黒肌や日焼け肌にも使えることが特徴と言えます。

また施術中の痛みはアレキサンドライトレーザーより、ダイオードレーザーのほうが抑えられると言われ、脱毛効率よりも痛みが気になる人におすすめです。

アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーを比較

アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーは深達性（どこまでレーザーが届くのか）で大きく異なります。

アレキサンドライトレーザーと比べ、ヤグレーザーは波長1064nmのレーザーであるため、皮膚の深いところにアプローチできるのが特徴。

そのため毛根が深い毛に効果を期待できる一方で、アレキサンドライトレーザーよりも痛みが強く出る可能性があるので注意が必要です。

アレキサンドライトレーザーの
代表的な医療マシン

アレキサンドライトレーザーを搭載したマシンには、アレキサンドライトレーザーのみ搭載したマシンと2種類以上のレーザーを搭載したマシンがあります。

アレキサンドライトレーザーのみ搭載したマシンではジェントルレーズやジェントルレーズプロなどが有名で、2種類以上のレーザーを搭載したマシンではソプラノアイスプラチナムやソプラノチタニウムなどが代表的です。

アレキサンドライトレーザーを照射すると
美肌効果が高まる？

アレキサンドライトレーザーを照射すると、美肌効果を期待できる可能性もあります。

毛穴や皮膚自体を引き締める効果や毛穴の黒ずみやくすみを分解する美白効果、コラーゲン産生を促進する効果を併せ持つと言われているためです。

ただしあくまでアレキサンドライトレーザーは脱毛機であり、美肌効果を目的とした機器ではありませんので、やはり美肌ではなく脱毛目的で受けるのがおすすめです。

アレキサンドライトレーザーの
起こりうるリスク・副作用とは

アレキサンドライトレーザーの起こり得る副作用やリスクを紹介します。

硬毛化や毛嚢炎になるリスクがある

画像：運営事務局作成

アレキサンドライトレーザーで照射すると、硬毛化や毛嚢炎になってしまう可能性があります。

硬毛化は施術により脱毛前よりもムダ毛が濃く太くなる現象（原因不明）で、特にアレキサンドライトレーザーは起こりやすいといわれているので要注意です。

毛嚢炎はニキビのようなブツブツとした炎症で、主な原因は黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌など。

カミソリによる小さな傷から発症するケースが多いですが、レーザー脱毛により熱が加わることでも発症しやすくなるといわれています。

赤みや火傷になる可能性がある

アレキサンドライトレーザーで起こりうるリスクや副作用として、赤みや火傷になる可能性も挙げられます。

赤みはアレキサンドライトレーザーに限らずよく見られる肌トラブルで、一般的には数時間～数日程度で治まる傾向に。どうしても気になる場合は保冷剤で冷やすのがおすすめです。

また、まれにですがレーザーの出力が高すぎると火傷のリスクが出てきます。

もし火傷した場合は塗り薬やアイシングなどがおすすめで、水ぶくれができてしまった場合は医師に相談してみるといいでしょう。

肝斑が悪化する可能性がある

アレキサンドライトレーザーを受けると、肝斑が悪化してしまう可能性もあるので要注意です。

アレキサンドライトレーザーはシミ治療にも効果を期待できると言われていますが、肝斑の場合は逆に悪化させてしまうケースもあります。

肝斑は頬骨に沿って左右対称かつ比較的広い範囲にぼやけた形で現れることが多いですが、どうしてもシミと見分けがつかない場合は事前に相談しておくと良いでしょう。

アレキサンドライトレーザーの脱毛効果は？
必要回数・通院期間を解説

アレキサンドライトレーザーの回数や通院期間の目安は以下の通りです。また、ここではなぜ効果が変わるのかをご紹介します。

毛周期によって効果が変わる

画像引用：恵比寿医院

アレキサンドライトレーザーに限らず、脱毛は毛周期により効果が変わるので注意が必要です。

毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」という順に回っており、成長期は「成長初期」「成長後期」に分けられるケースもあります。

レーザー脱毛が効果を期待できるのは成長期の毛のみ（全体の約20～30％）で、退行期や休止期の毛には脱毛効果を期待できません。

そのため毛周期に合わせて脱毛することが大切で、1ヶ月半～2ヶ月程度に1回のペースを目安に通い続けることにより、だんだんと毛が抜け落ちていく傾向にあります。

アレキサンドライトレーザーのメリット・デメリット

アレキサンドライトレーザーのメリット：黒い毛や太い毛に効果的

アレキサンドライトレーザーは黒い毛や太い毛に高い効果を期待できるのが大きなメリットです。

アレキサンドライトレーザーはメラニンに吸収されやすいため、低出力でも黒い毛や太い毛にアプローチしやすい傾向に。

特にワキやVIOなどの部位には黒く太い毛が多いので、ワキ脱毛やVIO脱毛を考えている人は検討してみると良いでしょう。

アレキサンドライトレーザーのデメリット：痛みが強い場合がある

アレキサンドライトレーザーのデメリットとして、痛みが強い場合がある点が挙げられます。

特に色素の濃い部位では痛みを感じやすい傾向にあり、ゴムで弾かれたような痛みを感じるケースも。

他のレーザーでいうと、ダイオードレーザーとヤグレーザーの間くらいです。

ただ、施術時は冷却システムにより緩和してくれるほか、高速で連続照射できるので施術時間が短く済むため、我慢できないほどの痛みであるケースはほとんどありません。

アレキサンドライトレーザーの
よくある質問で不安を解消

アレキサンドライトレーザーは保険診療になる？

アレキサンドライトレーザーに限らず、医療脱毛は保険診療にはなりません。

医療脱毛を行う理由は主に美容目的で、もし受けなくても健康上の問題がなく受けなければならないわけではないことから自由診療となります。

アレキサンドライトレーザーはシミにも効果的？

アレキサンドライトレーザーでは、シミを薄くする効果も期待できます。

しかし、あくまでも美容効果は副次的だと考えましょう。

アレキサンドライトレーザーは効果なしって本当？

アレキサンドライトレーザーは毛質や肌色、脱毛部位などによっては思ったほどの効果を感じられない可能性もあります。

たとえばアレキサンドライトレーザーは皮膚の浅いところにアプローチするため、毛根の深いひげには高い効果を期待できない傾向に。

そのため、しっかりと自分の毛質や脱毛部位などに合っているかを確認することが大切です。

アレキサンドライトレーザーは顔脱毛も可能？

アレキサンドライトレーザーは産毛にはあまり効果を期待できないので、産毛の多い顔には向いていないと言えるでしょう。

顔脱毛を行いたい場合はダイオードレーザーのほうが向いており、その他の部位では背中も産毛が多いため、アレキサンドライトレーザーは向いていません。

アレキサンドライトレーザーが
おすすめのクリニック3選

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