尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)とは
尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)とは、盛り上がった赤い発疹ができ、そこに銀白色の鱗屑(フケのような垢)ができてポロポロとはがれ落ちる病気です。
全身どこにでもできますが、頭皮・膝・肘など、外部からの刺激が強い部分に特に出やすく、約半数の方はかゆみを伴います。
伝染する(うつる)病気ではありません。
本来自分自身を守るべき免疫のバランスが崩れて、自身の皮ふを攻撃してしまうことから発症します。肥満体質の中年以上、肉、飲酒、喫煙を嗜好し、特にストレスが多い方に発症する傾向が強いと考えられています。
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尋常性乾癬に関するよくある質問
Q:尋常性乾癬は自然に治りますか?
尋常性乾癬は慢性的な経過をたどる皮膚疾患であり、自然に完全に治癒するケースは多くありません。症状が軽くなったり一時的に落ち着くことはありますが、体質や免疫の影響を受けるため、再び悪化することもあります。
そのため「治す」というよりも、症状をコントロールしながら安定した状態を維持することが重要になります。継続的なケアや適切な対応によって、症状の出にくい状態を目指すことが現実的な対策となります。
Q:尋常性乾癬の原因は何ですか?
はっきりとした原因は完全には解明されていませんが、免疫の異常が関係していると考えられています。皮膚のターンオーバーが過剰に早まることで、赤みや鱗屑(白いフケのようなもの)が現れるのが特徴です。
また、遺伝的な要因や生活習慣、ストレス、感染症などがきっかけとなることもあります。複数の要因が重なって発症・悪化するため、単一の原因ではなく全体的な体の状態が関係しているといえます。
Q:人にうつることはありますか?
尋常性乾癬は感染症ではないため、人から人へうつることはありません。見た目から感染を心配されることがありますが、接触によって広がる病気ではないため安心して日常生活を送ることができます。
そのため、家族や周囲の人との接触を過度に避ける必要はありません。正しい知識を持つことで、不必要な不安や誤解を減らすことが大切です。
Q:どのような症状が出ますか?
赤みを帯びた皮膚の上に白いフケのような鱗屑が重なるのが特徴で、ひじ・ひざ・頭皮・腰回りなどに出やすい傾向があります。かゆみを伴うこともありますが、個人差があります。
また、症状は一部だけでなく複数箇所に広がることもあり、慢性的に続くことが多いです。見た目の変化が目立つため、日常生活や心理面に影響を与えることもあります。
Q:生活習慣は関係ありますか?
生活習慣は症状の悪化や再発に関係することがあります。特にストレス、睡眠不足、飲酒、喫煙などは影響を与える可能性があるとされています。
また、肥満や食生活の乱れも症状に関係することがあるため、無理のない範囲で生活習慣を整えることが重要です。体調を安定させることが、皮膚状態の安定にもつながります。
Q:どのくらいで改善しますか?
症状の程度や体質によって大きく異なりますが、数週間で変化が見られる場合もあれば、長期間にわたってコントロールが必要なケースもあります。短期間で完全に消えるというよりは、徐々に改善していくことが多いです。
そのため、継続的なケアと経過観察が重要になります。途中で対策をやめてしまうと再び悪化することもあるため、安定した状態を維持する意識が大切です。
Q:放置するとどうなりますか?
放置すると症状が広がったり、赤みや鱗屑が強くなることがあります。また、かゆみによって掻いてしまうことで、さらに悪化するケースもあります。
長期間続くことで日常生活や見た目への影響が大きくなることもあるため、早めに状態を把握し、適切に対応することが重要です。無理に我慢せず、継続的にケアを行うことが大切です。

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